渥美の文化財2 <田原市>
1 田原市博物館
田原城・二ノ丸跡に建設された「田原市博物館」。崋山や田原藩に関する作品・資料が多数展示されています。
TEL/(0531)22-1720
開館時間/午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)

観覧料/一般210円,小・中学生100円(毎週土曜日は小・中・高生無料開放日)
2 田原城跡
田原城は文明12年(1480)頃、戸田宗光によって築城。答辞は城域が海に囲まれ、その湾の形から「巴江城」(はこうじょう)とも呼ばれていました。現在は石垣、堀、土塁などが残っており、桜門と二ノ丸櫓が復元され公園として整備されています。
3 田原市民俗資料館
田原市の産業、伝統文化、市民生活の推移変容をパネル等でわかりやすく紹介しています。民俗資料の多くは、昭和43年明治100年を記念し開催した民具点に旧田原町民有志から寄贈されたものです
TEL/(0531)23-0914
開館時間/午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料/無料
4 崋山神社
田原城出丸跡に建てられた火山神社。崋山の遺徳をしのび、命日の10月11日に大祭が開催されます。
現在の姿は、伊勢湾台風による崩壊のあと再建されたものです。
5 池之原公園
渡辺崋山が無実の罪により蟄居を命じられ、晩年を過ごし自ら果てた屋敷跡。静かな公園内に崋山の幽居跡や銅像、オブジェがあり、ベンチ、東屋、散策路も整備されています。併設された田原市池之原会館では、落ち着いた雰囲気の中で、茶席が楽しめます。
6 岡田虎二郎家跡
独自の健康法「静座法」をあみだした岡田虎二郎の生家跡を公園整備しました。
竹林をそのまま生かし、虎二郎を紹介する石製オブジェ,東屋、散策路などが配置されています。
7 つばき公園
この周辺は、江戸時代以降に家の囲いとして椿が植えられ、その美しい光景を童話作家・石森延男先生の著書「日本ところどころ」で「椿咲く小道」として紹介されています。
現在、200種、500本の椿が配置されています。
8 霊巌寺
寛分4年(1664)から明治維新まで、田原藩を治めていた城主・三宅家の菩提寺。田原に移封される前は、挙母(ころも)城主であった三宅氏が西加茂郡梅ヶ坪村で再興し、移封にあたって、この霊巌寺も田原に移しました。
9 神明社古墳
境内の東に稲荷社があり、その奥に古墳の石室入口があります。径約15mの円墳で、横穴式石室は規模が大きく保存も良好で、石室内には2組の石棺がおかれていました。
大刀・馬具・須恵器などが出土しています。
また、棺のそばから金銅装・銀装大刀の金具が出土し、6世紀に築かれた有力者の古墳と考えられます。
10 田原まつり会館
田原市の主な祭りを大型スクリーンや展示パネルなどでl紹介する施設。田原まつりに練り歩く3台の山車のうち2台が常設展示されています。
TEL/0531(22)7337 
開館時間/午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料/無料
11 龍泉寺(りゅうせんじ)
田原藩の藩医で渡辺崋山と共に蘭学・兵学の研究に尽力した鈴木春山(しゅんざん)とその母、真宗の篤信者園(その)の墓があります。また、山門の脇には松雄芭蕉の「寿久三行(すきみゆく)や馬上に氷る影本(ぼ)うし」の句碑があります。
芭蕉は貞亨4年(1687)に渥美半島を訪れています。
12 城宝寺(じょうほうじ)
渡辺崋山の菩提寺で有名な城宝寺。本堂奥の崋山霊牌堂には、日本有数の画家・書家による作品で天井が飾られています。
境内には崋山の句碑「見よや春大地も亨(とお)す地虫(じむし)さへ」が建てられています。
また、山門脇にある城宝寺古墳は、6世紀のもの。横穴式石室は渥美半島最大規模のものです。
13 吉胡(よしご)貝塚
縄文時代の後期・晩期を中心とした日本を代表する貝塚遺跡で、貝層は4500mにも及ぶ。
大正11・12年の京都大学の清野謙次、昭和26年の文化財保護委員会の発掘調査で340体を超える縄文人コツのほか、縄文土器・石器・骨角器・動物遺体等、多数の異物が出土し、考古学・人類学の研究に多いに貢献しました。
14 長仙寺(ちょうせんじ)
護摩堂、山門並びに二王像があります。徳川家康の本陣跡であり、徳川家康・今川義元の古文書も保存されています。
また、3月の第2日曜日に「おたがまつり」が行われ、厄除開運を願う「玉取祭」、初物の植木市としても知られています。
15 百々陶器窯跡

窯業の研究が進んでいなかった指定答辞は、奈良時代の窯跡とされていましたが、他と同様に中世の窯跡です。
我が国の窯業史を考えるうえでも重要な史跡として有名です。大地の南斜面にトンネル状に構築された窯が、一部天井を遺して2基並んで残っています。
甕(かめ)、壷、鉢、碗が焼かれていました。
16 惣作陶器窯跡
12〜13世紀に築かれた、主に碗、皿類を焼いた21基の窯が確認されています。そのうち10号窯からは、ざれ歌が刻まれた碗が
出土しました。碗の外面には、植物と「やもめまど ながもふ恵 こつびには そっとあわせよ ささで うるふやも」
「やらうかと つばはうつつぞ にはかには こつびはいかが うせなん うせなん」
と書かれており、男女の赤裸々な情愛が歌われ、全国的にも珍しいものです。
17 坪沢古窯跡群
かつて産地不明の幻の「黒い壷」と呼ばれた蓮弁文壷が焼かれたとして、渥美窯の名を全国に知らしめた窯跡です。
渥美窯成立の時代から終末期まで続いた渥美半島最大の窯跡群です。うち5基が発掘され、長頸壷(ちょうけいこ)、短頸壷(たんけいこ)、広口壷(ひろくちつぼ)、山茶碗など種類・量とも似多くのものが出土しました。
18 籐七原湿地植物群落
籐七原湿地植物群落は、シデコブシの群生地として、東海地方最大級の規模を誇っています。
19 黒川湿地植物群落
黒河湿地植物群落はシデコブシやヤチヤナギ、シラタホシクサなどの貴重な植物が数多く群生しています。
湿地には、ハッチョウトンボ、サンショウウオなども生息しています。
20 長興寺(ちょうこうじ)
田原城を築いたとだしの菩提寺。長く、屈曲した参道と回廊を備えた伽藍配置は、落ち着いた雰囲気を出しています。藤原期製作の県指定文化財・木造観世音立像(もくぞうかんぜおんりゅうぞう)(通称:鉈掘《なたほり》観音)があります。
21 籠池古墳
墳丘は、良く残っており、径20mほどの円墳で、横穴式石室の天井は一部失われていますが、渥美半島では屈指の規模です。
石室ないには組合式石棺が設けられています。
発掘調査では須恵器が出土しています。6世紀後半ころの有力豪族層のものです。
22 山崎遺跡
芦ヶ池東北部の池底にあって、向山古墳群を築いた人々が生活していたところです。
発掘調査で大量の須恵器・土師器(はじき)・木器が出土しました。木器には、建築材・農耕具・生活用具・祭祀具・弓や馬具などの武具もみられます。古墳時代から奈良時代にかけての遺跡で、渥美半島で最も繁栄した場であったと思われます。
23 向山古墳群
芦ヶ池東南の小山には、山頂・山麓にかけて22基もの6世紀〜7世紀の古墳が造営されています。その内15基が調査され、須恵器・大刀・刀子(とうす)・鉄ぞく・鉄斧・鉄鎌・馬具・玉類・耳環が出土しました。
24 阿志神社
延喜式式内社(しきだいしゃ)で「文徳実録」の仁寿元年(851)の記録に初めて登場します。その後、田原城主・三宅康勝が寛文10年(1670)これを再興し、現在の地に移しました。
25 大アラコ古墳
平安時代末期、答辞の三河国司・藤原顕長(あきなが)の銘入り壷が焼かれた窯跡。ここで焼かれた製品には、奥州平泉の藤原氏のもとまで運ばれたものもあります。渥美半島の窯業の羽医を示す貴重な窯跡です。
26 大日如来坐像
12世紀の後半に製作されたもので、漁師の網にかかったと伝えられています。木造で一部が破損して江戸時代に修理が行われています。渥美半島の同時期の仏像の中で、都的な作風を示すmのとして貴重です。
12年に一度(申の年)の大祭に開帳されます。
27 厳王寺(ごんのうじ)山門
寺は明応9年(1500)に開かれた田原城主戸田氏ゆかりの寺です。江戸時代中期の建立された山門(し指定文化財)は、薬医門と呼ばれる様式です。当市に現存する古い木造建築の一つで、屋根に葺れた(ふれた)鬼瓦には宝永3年(1706)の刻印が見られます。
28 鬼堕古墳群
猿田池の南東に2基あり、そのうちの2号墳が発掘調査され、須恵器、鉄ぞく、馬具が出土しました。7世紀頃に築かれたものです。現在は伊良湖旅客ターミナルの東隅に移築復元されています。
29 光岩(鏡肌の岩)
光岩は、赤羽根西山標高厄120mの北側斜面に位置し、断面は高さ9m、幅22m、岩体は中生代に形成されたチャートです。断層運動の熱によって生じる、光沢を帯びた断面は鏡肌と呼ばれ、この光岩は保存状況もよく、日本でも第一級の規模のものです。
30 谷ノ口グランドキャニオン
表浜海岸を展望出来る素晴らしい場所があり、海岸からは50mほどの高さがあり、遠く遠州灘、太平洋を見渡せます。o思わず「わあ!」と声がでますよ。

柵も何もありませんので、かなりの注意が必要です。
              ↓
アクセス:国道42号沿いの谷ノ口公民館西側の横断歩道の西側の道を南に入り、30m程海岸に向かって進んだところで、左に曲がります。車ではここで行き止まりですので、あとは徒歩で西側の小道を歩くと到着です。
*雨や風が強い時に行くのは避けて下さい。もちろん夜行くのは厳禁です!事故等の責任は当サイトでは一切負えませんので、個々の責任を持って、景観を楽しんでください。
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